バ美肉アプリ比較とレビュー(Windows&Mac)

バ美肉を始めてから3ヶ月、私のPCには関連ソフトがめっちゃ増えていた。

前の記事では書ききれなかった実際に使ってみた感想と仕様をまとめました。

FaceRig

言わずと知れたバ美肉アプリ界の大御所であり老舗。
先駆者故にユーザーが最も多く、無料~安価なモデルが色々と揃っている。
Live2Dでバ美肉するならこれを選べば悩むことはないでしょう。

公式サイト https://3tene.com/
定価 1480円(Live2Dモジュール398円)
対応OS Windows
VRM 未対応
Live 2D 専用モジュールで対応
アイトラッキング 対応(Webカメラ)
表情変更 対応(トラッキング、キーボード)
リップシンク 音声・トラッキング
ボディトラッキング 未対応
映像出力 FaceRig Virtual Camera
音声出力 FaceRig Virtual Audio Driver
Zoomでの利用
配信ソフトでの利用

FaceRigのいいところ

  • Webカメラだけでアイトラッキング対応で、メガネかけたままでもOK。
  • 表情変更の精度が高い。調節次第で生身のような動きが出来る
  • 豊富なアバター。特にLive2Dに関しては市場が確立しているのでフルオーダーもしやすい
  • ボイスチェンジャー内蔵
  • ユーザーが多いのでググれば大抵の悩みは解決できる

FaceRigの難点

  • 公式の3Dモデルが可愛くない
  • 3Dモデルは専用の設定が必要なので、個人でカスタムモデルを作るのは難易度が高い
  • 試用版がないので買って試すしかない
  • DX12だとクラッシュするらしい

3Tene

3Dでがっつりバ美肉するならこれだ!試すならダウンロードして起動するだけ。
腕や足も動かしたいという目的があるならPRO版とVR機器が必要だけど、
無料版でもLeapMotionがあれば腕を動かすことができる。

公式サイト https://3tene.com/
定価 Free:無料
PRO:1100円
PRO+Live2D:2200円
STUDIO: 29800円
対応OS Windows、Mac
VRM 対応
Live 2D PRO版で対応
アイトラッキング 対応
(iPhoneX以上のTrueDepthカメラと専用アプリが必要)
表情変更 対応(専用UI、キーボード)
リップシンク 音声・トラッキング
ボディトラッキング 対応(LeapMotion、VR機器)
映像出力 Unity Video Capture
NDI(PRO版)
音声出力 なし
Zoomでの利用 ○(Unity Video Capture)
配信ソフトでの利用

3Teneのいいところ

  • VRoidHubからアバターをインポートできる
  • トラッキングの対応機器が幅広い
  • 無料版でもLeapMotion対応でハンドトラッキングが利用できる
  • 3Dオブジェクト配置機能対応
    (ステージを作ったりモデルに物を持たせたりできる)
  • NDI出力対応
  • 更新頻度が高い

3Teneの難点

  • Webカメラだとアイトラッキングの精度が低い。
    (メガネを掛けているとまぶたの動作が正しく反映されない)
  • トラッキングによる表情変化は未対応(対応予定はあるらしい)
  • iPhoneを真正面に配置しないとモデルが横を向く
  • Live2Dで腕を動かすには3Tene向けの調節が必要
  • CPUとメモリ使用率が高め(PCスペックがそれなりに必要)

VTube Studio

ある日突然彗星のごとく現れたバ美肉アプリ。Live2D専用で3千円と強気な価格設定だが、
調整なしでも調整後FaceRigのようなトラッキング精度で界隈を驚かせた。
どちらにも入ってる猫モデルで比べてみたら違いがわかりやすいと思う。

公式サイト https://denchisoft.github.io/
定価 $22.99
対応OS Windows、Mac
iPhoneX(FaceID対応)、iPadPro(第3世代以降)
VRM 未対応
Live 2D 対応
アイトラッキング 対応(TrueDepthカメラ)
表情変更 対応(トラッキング)
リップシンク トラッキングのみ
ボディトラッキング 未対応
映像出力 DX11
音声出力 未対応
Zoomでの利用 配信ソフトが必要
配信ソフトでの利用

VTube Studioのいいところ

  • 調整いらずなトラッキング精度
  • モーション調整可能
  • CPU&メモリ使用率が低い

VTube Studioの難点

  • PC版利用に必要な価格が3000円と高め
  • DX11出力があるけどUIが映り込む
  • 起動中カメラにしているiPhoneやiPadが使えなくなる
  • 「FaceRig対応」として配布されているアバターは殆ど利用できなかった

VMagic Mirror

個人開発で無料なのに高クォリティ。モデルが使うキーボードやゲームパッドが付属しているので、作業やプレゼン配信にうってつけのアプリ。
3Teneが重いと感じたならこちらを試してみるといいかも。

公式サイト https://malaybaku.github.io/VMagicMirror/
定価 無料(応援価格100円)
iFacialMocapは980円
対応OS Windows
VRM 対応
Live 2D 未対応
アイトラッキング 対応(Webカメラ、TrueDepthカメラ)
マウスに追従も可能
表情変更 対応(コマンド、キーボード、iFacialMocap)
リップシンク 音声のみ
ボディトラッキング 対応(腕と手)
映像出力 Unity Video Capture
音声出力 未対応
Zoomでの利用
配信ソフトでの利用

VMagicMirrorのいいところ

  • 作業配信に特化している
  • モデルが操作するキーボード、ゲームパッド、マウスなどが表示でき、
    中の人の入力状況が反映される
  • Webカメラでハンドトラッキングに対応している(LeapMotionほどの精度はない)
  • iFacialMocapによる表情変更対応

VMagicMirrorの難点

  • リップシンクが音声にしか対応してない
  • メガネを掛けているとアイトラッキング精度が極端に落ちる
  • 3TeneのUnityVideoCaptureと喧嘩してこちらの出力がバグる

Luppet

上半身に特化した3Dバ美肉専用アプリ。LeapMotion対応で両手操作が可能。
お値段が高いので体験版を使ってみての感想になるけど、LeapMotionの両手トラッキング精度は3Teneを上回っていると思った。

販売サイト https://luppet-document.web.app/ja/
定価 5000円(個人ライセンス)
体験版あり
対応OS Windows
VRM 対応
Live 2D 未対応
アイトラッキング 対応(Webカメラ)
表情変更 対応(キーボード)
リップシンク 音声・トラッキング
ボディトラッキング 対応(腕と手)
映像出力 DX11
音声出力 なし
Zoomでの利用 配信ソフトが必要
配信ソフトでの利用

Luppetのいいところ

  • メガネを掛けていてもまばたきまで再現するアイトラッキング
  • LeapMotionによるハンドトラッキング対応と精度の高さ
  • デフォルトでグリーンバック状態

Luppetの難点

  • 定価がダントツに高い
  • LeapMotionの固定位置が鎖骨らへんなので、固定する器具が必要
    (両面テープで体に貼り付けても一応いけるが結構熱くなる)
  • 画像認識のリップシンク精度が低い
    (唇を噛まないと口を閉じた状態にならない。唇=開口と認識してそう)
  • 体が動くとトラッキングが外れやすい
    あのカカポみたいな激しい動きは再現できない)

EasyVTuber

ちょっと見ない間にVMagicMirrorのMac版みたいになっていた。
背景透過、キーボード同期など良さげな機能を取り込んでより配信しやすい感じになってます。

公式サイト https://github.com/yoshidan/EasyVTuberRel
定価 無料
対応OS Mac
VRM 対応
Live 2D 未対応
アイトラッキング 未対応
まばたき、視線のマウス追従は可能
表情変更 対応(キーボード)
ボディトラッキング 未対応
映像出力 CamTwist利用
音声出力 なし
Zoomでの利用 CamTwist必須
配信ソフトでの利用 CamTwist必須

EasyVTuberのいいところ

  • Mac環境で最も手軽に利用できるバ美肉アプリ
  • アバターが操作するマウス・キーボードに対応
  • 背景透過可能

EasyVTuberの難点

  • 映像リップシンクの精度が低く、アバターの口が勝手に動く
  • アイトラッキングはまばたきだけ反映するが、メガネを掛けていると無反応
  • マウス・キーボードを表示していない状態だと腕の位置が不自然
    (説明ページにある画像だとそうでもないからモデルのせいかも?)
  • 映像出力対応してないのでCamTwistが必要

利用頻度について

あくまで私の場合ですが、毎朝のZoomミーティング(約30分)で使う頻度が高かった順は次の通り

  1. VTubeStudio
  2. FaceRig
  3. 3Tene

表情シンクロが出来るという点でLive2Dの2本が利用頻度高いです。
VTubeStudioを入手してからは3Teneの利用頻度が下がりました。

ハンドトラッキングが必要なシーンだと3TeneかLuppetになるわけですが、
今の所飲み会でちょっと披露したくらいしか出番がないですw
3Teneは3Dオブジェクトをもたせることもできるので、ジョッキ持って飲んでる風にしたりとかいう使い方も出来ると思います
(一応試したけどちゃんと読み込めるオブジェクトが無料で見つからなかった)

無料の範囲なら3TeneとかVMagicMirrorなどのVRM対応アプリしか選択肢がないですが、お金を払えるならLive2Dのがおすすめ。

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