Shadowplayでゲームプレイ録画してみたメモ

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新生FF14のプレイ動画を撮るにあたって、普段使ってるのはFrapsですが(以前ちらっと書きました
最近NVIDIAが GeForce Shadoplay なるビデオキャプチャーツールを出したので試してみました。
これはグラフィックカードがGeForceのものなら、ドライバーを最新に更新すると勝手に入ってます

続編:Shadowplayでゲームプレイ生配信してみたメモ

特徴

  • 軽い
  • 録画と同時にエンコードもする
  • シャドウ録画機能
  • ブロードキャスト機能

軽いとはいえゲームを動作させながらShadowplayも動かすスペックがないとカクついたりすると思います。

Shadowplay最大の売りはシャドウ録画です。

「ShadowPlay」β版を使ってみた。GeForce GTX 700&600ユーザーが無料で使える「PCゲーム自動録画ツール」はどんなものか より引用

Kepler世代のGeForce GTXシリーズに統合されたリアルタイムH.264エンコーダ「NVENC」を用いて,プレイ中のゲームをループ録画し続ける機能である。
GeForce ExpericenceからShadowPlayを有効化すると,NVENCは,ディスプレイ出力される映像をそのままリアルタイムでエンコードし,メインメモリ上で一時的に確保する。そしてこの動作を,直近の最大20分間(※Windows 8以降の場合。Windows 7では10分)に対して行い続けるのだ。

ドライブレコーダーのように、常に録画状態にして「ここ欲しい」と思ったその瞬間から最大20分間遡って保存出来る機能です。

システム要件

OS:

  • Windows 10
  • Windows 8、8.1
  • Windows 7

RAM:

  • 2GB以上

CPU:

  • Intel Core i3-2100 3.1GHz 以上
  • AMD Athlon II X4 630 2.8GHz 以上

GPU:

  • Intel Pentium G シリーズ、Core 2 Duo、Quad Core i3、i5、i7 以降
  • AMD Phenom II、Athlon II、Phenom X4、FX 以降

最新のシステム要件はこちら。
2年以内に買ったゲーミングPCなら必要条件満たしていると思います。

ほか、録画本数x動画サイズくらいのHDD容量が必要。
動画サイズは最大で1本8GBくらいです。

基本設定

オーバーレイ

起動中に表示されるもののオンオフと位置を設定できます。

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カメラ

PCにカメラが接続されている場合に、撮影内容を表示できます。

ステータスインジケータ

録画のオンオフ、保存中などを小さなアイコンでお知らせ。

FPSカウンター

FPSを数値でおしらせ。

位置でクリックして緑色に染まったところに表示されます。
オフのボタンを押すと非表示になります。

デスクトップのキャプチャーを許可

チェックを入れるとデスクトップキャプチャになります。
ゲームが仮装フルスクリーンモードな時はチェックを入れないと録画されません。

 マイク

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push-to-talkは音声入力した時だけ録音されるモード

キーボードショートカット

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Frapsも使ってるのでカスタムしてます。
ゲームの設定と被っていなければデフォルトのままでおk。

保存先

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デフォルトはユーザーのムービーフォルダです。
上の画像は保存場所だけSSDに変更しています。
「一時ファイルの場所」はシャドウ録画の一時ファイル保存先です。
(こっちは使わないのでデフォルトのまま)
海外製なので日本語のフォルダ名は含めない方がいいです。

ミニウィンドウ

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左側にあるスイッチを入れると起動状態です。
起動中に右側にある4つのボタンから動作設定の変更ができます。

使い方

  1.  GeForce Experience起動
  2. 右上にあるボタンを押してShadowplay起動
  3. Shadowplayミニウインドウ左側にあるスイッチをON

1回ONにすればずっとそのままなので、2回目からはこの操作は必要なくなる。

その他、アイコンの説明などは4亀のレポートが詳しいです。
「ShadowPlay」β版を使ってみた。GeForce GTX 700&600ユーザーが無料で使える「PCゲーム自動録画ツール」はどんなものか

Shadowplay新UIの使い方

いつの間にかβが取れてUIが激変してたので追記。

設定の起動方法

アカウント名の横にある歯車アイコンをクリックして設定画面を開き、全般タブにあるシェアにある設定ボタンを押す。
シェアに設定ボタンが表示されていない場合は、右上にあるスイッチをONにします。

基本設定

設定のホームはこのようになりました。

接続する

ブロードバンドやシェアで使用するサービスのアカウントの設定。

オーバーレイ

「視聴者」が追加されました。

キーボードショートカット

左側のキー設定が書いてあるところをクリックして選択状態にしてから、登録したいキーを押すと変更できます。

録画

録画ファイルの保存先の設定。

ブロードキャスト

ブロードキャスト配信についての設定。アカウントやオーバーレイ、サーバーなど。

ギャラリー

スクリーンショットと録画のアップロード先についての設定。

通知

録画の開始、停止などの通知を設定できる。
βでは通知がでなかったが、新UIになってからかなり目立つ通知が出るようになったので消すならここで。

プライバシー管理

ゲームのウィンドウが仮想フルスクリーンだったり、ACTを録画に入れ込みたい場合などは、
プライバシー管理でデスクトップのキャプチャを有効にする。

新ミニウィンドウ

全然ミニじゃなくなったから何て呼べばいいのかわからないw
キーボードショートカットで「オーバーレイのシェアを開く/閉じる」に設定したキーを押すか、
設定の完了を押すとこれが開きます。

マイクとカメラの設定はこの画面に収納されてます。(右側下)

使い方

  1.  GeForce Experience起動
  2. 右上にある歯車ボタンを押して設定の全般タブを開く
  3. シェアの項目にある設定ボタンを押す。表示がなければスイッチをONにする
  4. 設定ホームから必要な項目を設定する
  5. 完了を押す。またはキーボードショートカットで「オーバーレイのシェアを開く/閉じる」に設定したキーを押す
  6. インスタントリプレイをオンにする(使用する場合)

あとはキーボードショートカットで登録したシャドウ録画や録画ボタンを押すと録画が開始される。

動画の解析情報

  • File Format: MPEG-4
  • Video Codeck: AVC
  • Audio Codec: AAC LC
  • Audio Channels: 2
  • AudioBR Mode: CBR
  • Scan Type: Progressive

動画ツール対応状況

すぐうpして共有したいなら低~中画質。
動画編集や後で見るだけなら高画質設定がいいと思います。

  • つんでれんこ2.2.7: スキャンで止まる
  • AviUtil: 拡張編集からの読み込みでエラーが出る(コーデックの問題かも)
  • Avidemux:問題なく使える
  • Youtube(加工ツール):Avidemuxすら難しいと思うならこれしかない

ShadowPlayで録画した動画をYoutube等にうpする

YoutubeならShadowPlayで生成された動画ファイルをアップロード画面に投げ入れるだけでおk。
ファイルのアップロードが終わるまではブラウザの画面を閉じることは許されないが、
「アップロード中」から「編集中」に切り替われば動画ファイルを削除しても問題ない。

Youtubeの加工ツールと動画エディタを使えば簡単な編集もできるので、
動画編集ソフトを別に用意する必要はないです。

youtube

いやーもっとすごい凝った加工したいと思ったら別途用意になります。
フリーの加工ツールは色々試してみたけど、初期設定のお手軽さや操作のしやすさでいうとAvidemuxがおすすめ。

Frapsとのダブル録画

PCスペックとHDD容量があれば可能。
Frapsは仮装フルスクリーンモードでも動作するので、Shadowplayでデスクトップ録画したりブロードキャストしている最中にゲーム画面だけ録画しておくことが出来ます。

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