サポートからの回答待ってる間に試してみたらアッサリ登録できたので(謎)GameCamV2の使い方と、Fraps(2.9.4)との比較テーブルを作ってみた。
公式説明はこちら。(英文)
V2からLiteは無くなり、登録版と未登録版のみになりました。
1.4のサポートが終了し、現在1.4のダウンロードはできません。
登録版と未登録版の違いは次の通りです。
登録版
- ゲームの録音が可能
- GameCamのマークが無くなり、任意のマークを表示させることが出来る
- 録画時間制限が無くなる
- CVRモードで120秒まで録画できる
- 録画形式にAvi(DivXかMicrosoft mp42 mpeg4)とWMV
- 録画解像度:160×120 から1600×1200
- スクリーンショット撮影(JPG,BMP,PNG)
- ガードオプション(ディスクスペースの残量により自動ストップ)
未登録版
- ビデオキャプチャーのみ。録音は出来ない。
- GameCamのマークが右下に入る
- 最大録画時間は44秒まで
- CVRモードの録画は15秒まで
- 録画フォーマットはAvi形式のみ(DivXかMicrosoft mp42 mpeg4)
- 録画解像度512×384のみ
- スクリーンショット撮影がJPEGのみ
- ガードオプションは5MBで固定
未登録版で音が録れないのはデフォです。録音したければ登録しましょう。
★追加
前バージョンからの重大な変更事項
- 保存先フォルダの設定が出来ない
- 保存先フォルダが固定されている(マイピクチャとマイビデオ内)
- キーコンフィグが全てのゲームで共通になった
GameCamV2.1では保存先がCドライブに固定され変更できないため、空き容量が少ない場合はアップグレード・購入を控えた方がいいです。
(次バージョン以降での実装が検討されてはいるようですが、いつになるかは未発表)
また、保存先が変更できないためにDocuments and Settingsのフォルダ名に全角が含まれているとError Code-100301が出て録画出来ません。
登録方法
- 公式サイトのRegisterに行く。
- 支払い先を2COかPayPalから選ぶ。(私は2coでした)
- 各サイトの利用方法に沿って料金を支払う。今は約¥ 2,234らしい。(カードが無いと無理かもしれない)
- 完了すると2COかPayPalからメールが来ます。
- 後日GameCamサポートからレジストレーションコードが届く。
- タスクアイコンをクリックしてメニューを表示し、Registerを選択。
- 表示されたテキストエリア内に届いたコードを入力する。(ハイフンやスペースを入れないこと)
- コードを入力すると送信ボタンが表示されるので押す
- 登録されました!的なメッセージが出れば完了。
エラー52000が出る場合
セキュリティ・ウィルス・ファイアウォール関係のソフトを全てオフにして再チャレンジしてください。
設定画面
操作キーの設定などは全てゲーム内で行います。
デフォルトでF1を押すと、GameCamの設定画面が起動します。
EscかCloseを押すと閉じます。保存は閉じた時点で行われます。
設定は名前のところにある←→を押すと他のも出ます。
前バージョンと違い、設定は全てのゲーム共通となります。
HotKeys
カッコ内はデフォルト値。
- Interface(/)・・・インターフェース。このボタンを押しながら設定したボタンを押すことでGameCamの機能を使用する
- Screenshot(F5)・・・スクリーンショット撮影
- Video Recording Toggle(Home)・・・録画の開始と停止。
- Pause Recording Toggle(P)・・・録画の一時停止。
- In-game Editor Toggle(F1)・・・設定画面の表示。
- Show/Hide Preview Window(F4)・・・プレビューウィンドウの表示・非表示
- Cached Video Recording Toggle(PageUp)・・・CVRモードの開始・停止
- Save Video Cache To File(PageDown)・・・CVRの保存
- Increase Video Brightness(‘)・・・明るさを上げる
- Decrease Video Brightness(;)・・・明るさを下げる
- Increase Video Zoom(.)・・・倍率を上げる
- Decrease Video Zoom(,)・・・倍率を下げる
- Audio Capture On/Off Toggle(Insert)・・・録音のオン・オフ
※録画倍率は画面の中心が基準で、任意の場所だけズームするということは出来ない。
※スクリーンショット、録画、設定画面の表示は、インターフェースボタンの同時押しは必要ない。
※前バージョンで名前が出なかったキーも名前が出るようになってるが、使用しない(none)の設定が出来ないっぽい
Video
動画品質などの設定。
- Watermark(Enable)・・・動画内に表示するマーク。表示する画像の設定はタスクアイコンクリックで表示されるメニュ-で行う。
- Video File Format(AVI)・・・保存形式。
- Video Codec(DivX)・・・使用するコーデック。Microsoft MPEGかDivX。
- Quality(60)・・・圧縮率
- Brightness(0)・・・明るさ
- Zoom(0)・・・拡大率
- FPS(30)・・・1秒間のコマ数。多いほどスムーズだがPCスペックが低いと低い値しか撮影出来ない。
- Frame Size(512×384)・・・撮影サイズ。最大は1600×1200だが、等倍録画はPCスペックが必要。
※撮影サイズはすべて4:3の設定になっているが、4:3以外のアスペクト比である場合、高さは自動的に調節される。
等倍にあたる1024×768でFF11を撮影してみたらかなりカクカクしてくれました。
Frapsはほぼ無圧縮に近いからか負荷はそれほど気にならなかったけど、GameCamはコーデックを通す分処理が重くなるのかも。
Audio
音声に関する設定。前バージョンにあった細かい設定はなくなりました。
- Auto Config Mixer(Disabled)・・・Enableにするとオートマ、Disableだとマニュアルになる。
- Source Line(XPのみ)・・・録音先
- Capture Device(Vistaのみ)・・・録音で使用するオーディオデバイス
- Recording Volume・・・音量
※うちはEnableとマイクの組み合わせで録音できました
CVR
Cached Video Recording キャッシュ録画モード。
CVRモードを有効にすると、無効にするまでバックグラウンドで常にキャッシュを残す。新しくキャッシュされると古いものは削除されます。
CVR保存ボタン(デフォルトはバックスラッシュ + PageDown )押すことで、最新のキャッシュを保存することが出来る。
- CVR Mode(Performance)・・・Performanceはゲームの動作優先、Qualityは動画の品質優先。
- Cache Size(15)・・・キャッシュする動画の秒数。最大120秒
Image
スクリーンショットの設定。
- Image Format(JPG)・・・保存形式。
Guard Options
ガードオプション。ディスクスペースが少なくなったとき実行されます。
- Disk Space(5)・・・単位はMB。ディスクスペースの残りサイズを設定する。
- Video File Size(0)・・・単位はKB。録画ファイルの最大サイズを設定する。
- Video Length(0)・・・単位は秒。録画ファイルの最大時間を設定する。
※設定値になった時点で録画が自動的にストップします。
Preview Window
プレビューウィンドウは、デフォルトでバックスラッシュ+F4を押すと表示されます。
- 右上・・・オーディオのオン・オフ(オンだとサンプリングレート)
- 左上・・・CVRのオン・オフ
- 左下・・・録画状態(Readyは待機)
- watermark設定がしてあればマークが表示されます。
最小表示にすることもできます。
録画開始や録画中は何も表示がないので、最小表示で画面上に置いておくと分かりやすいと思う。
(録画停止時にはダイアログが出ます)
FrapsとGameCamV2の仕様比較
それぞれ最新バージョンでの比較ですが、前書いたのとそう変わらない。
GameCamV2 | Fraps | |
---|---|---|
最新バージョン | 2.0 | 2.9.4 |
価格 (レートにより変動) |
$24.95 ¥ 2234 |
$37 ¥5860 |
体験版の有無 | ○ 音声が取れない ロゴが入る 時間が決まっている(44秒) |
○ 30秒まで ロゴが入る |
対応OS | Windows XP/Vista 32/64bit (US/European version) | Windows 2000,XP, 2003 Vista and x64 Editions |
推奨環境 | 2Ghz以上のCPU 32MB RAM 32MB以上のメモリを持つグラフィックカード |
Pentium 3以上のCPU NVIDIA GeForce または ATI Radeon |
撮影可能なゲーム | DirectX(7,8,9,10)・OpenGL | DirectX(~10)・OpenGL |
録画解像度 | デフォルト512×384 最小160×120 最大1600×1200まで アスペクト比が4:3以外の場合は、 横幅に合わせて縦サイズを自動調節する |
制限なし。 ゲームの画面そのまま撮る。 (最大2560×1600) ハーフサイズ録画も可能 |
FPS | 変更可(最大60) | 変更可(最大100) |
保存形式 | WMV,AVI Microsoft MPEGとDivX 圧縮率高め |
AVI 独自形式。圧縮率低め 他のエンコに変更可能? |
録音 | ○ 細かい設定は出来ない PC依存かおまかせか |
○ 細かい設定はなし。 PC依存かFrapおまかせか |
サムネイル作成機能 | ○ スクリーンショットのサムネイルが作成される |
× |
スクリーンショット機能 | ○ Jpeg、BMP、PNG。圧縮設定あり サムネイル作成、マーク表示可能 |
○ BMP,Jpeg,PNG,TGA 圧縮設定なし ゲーム画面の解像度でそのまま無圧縮保存される |
マーク表示機能 | ○ 動画の任意の場所に表示可能 |
× |
ベンチマーク機能 | × | ○ 録画時もfps表示あり |
キーコンフィグ | ○ ゲーム内で設定。全13項目 設定内容は継承される |
○ ゲームごとに変更は出来ない 録画、SS、ベンチマークのみ |
起動・終了 | ゲーム起動後に起動しても撮れる ソフトを終了させるとゲームも落ちる |
ゲーム起動後に起動しても撮れる ソフトを終了してもゲームは落ちない |
保存先 | 設定変更できない 次バージョン以降での搭載が検討されている |
設定変更可能 |
※FrapsはCall of Duty 4 (COD4)の撮影は出来ないらしいです。
※GameCamはnProtectGameGurdが入ってるゲームには使えません。
撮影時間重視ならGameCam、高画質重視ならFrapsがお勧めです。
ビデオの保存先は
C: Documents and SettingsYourNameMy DocumentsMy VideosGame Cam Videos
スクリーンショット保存先は
C: Documents and SettingsYourNameMy DocumentsMy PicturesGame Cam
V2.1の時点では保存先変更できません。
・・・Cドライブ空いてないと使えませんね。
Error Code 100301
Documents and SettingsのYourNameの部分(プロファイルのフォルダ名)に全角が含まれていると、Initializing Video Captureというエラーが発生し録画出来ません。
こちらを参考に、フォルダ名を半角英数に変更する必要があります。