1からの続き。
特別大したことはしてないので、さらっと紹介します…。
個人的に、Aviutl使うより楽だと思うです。
さらに高画質を!となるともううpサイト変えたほうが楽だと思うんだよね…。veohとかね。
ソフトもやり方も色々なので、沢山ある方法の一つとして見てください。
GameCamとかFrapsとかで録画したAVIファイルを、VirtualDubにドラッグ&ドロップする。
アレコレ編集したい場合はムービーメーカーとかにドラッグドロップします。
この辺真面目に説明すると1エントリーでは収まらないので…、Virtualdubのポイントだけ説明します。
編集~エンコード
今回使ったサンプルの動画は、GameCamが518×326、4分くらいで約8000フレーム。
Frapsは1024×756、2分ちょっとで2.25GB。約4000フレーム。
GameCamはカットして2分くらいまで短縮。Frapsはリサイズのみ。
必要なところだけカットとかします。
スライダー移動させて[←] [→]こういうボタンを押して選択状態にした後、Del押すとカットできます。
あとフィルターを適度に設定する。
▼GameCamの
▼Frapsの
▼圧縮は共通で
時間に余裕があれば2パスでもいいんじゃないかと。
エンコとかしたらまた変わってくるけどノイズフィルターとかあると便利。
やってみた感じでは、Frapsで縮小録画するより、等倍録画してVirtualdubで縮小するほうが綺麗です。
VirtualDubからFLV出力する場合などはfripで上下反転かけます。(今回は必要ない)
字幕をつける場合は字幕フィルタを入れる必要があります。
映像→圧縮から圧縮のエンコード設定をする。
短ければ無圧縮でも良いです。
そうでなければ前回紹介したMicrosoft系などで品質100にして出力。
(DivX系はmencoderでエラーが出るので避ける)
★FLVエンコしない場合や他サイト用ならDivX系がベターだと思う。
音声→完全処理にして、圧縮設定します。
LameMP3の128Kbpsでいいと思う。
なお、ファイル→WAVEファイルの保存で、音声WAVEファイルを抽出できます。
このWAVEファイルはMP3に変換して使うことが出来ます。
設定が出来たら、ファイル→名前を付けて保存で出力します。
いくつもあるならジョブコントロールに登録して後でまとめてやっても良い。
★FLVうpしない場合や他サイト用の場合は、ここで出力されたファイルでうpできます。
サイトのガイドラインに沿って圧縮設定をしてください。
AVIが出力されたら、mencoderのバッチファイルにドラッグ&ドロップ。
同じアス比の設定ファイルへ落とします。
mencoderが起動するので、エンコードの設定をする。
肝心なのがvp6のエンコード設定ですが…
ここのビットレートでばっちり設定しても、エンコードするとなぜか微妙に増えるので、音声と映像ともに若干余裕を見て少なめに設定した方がいいみたいです。
(音声64と上の設定で合計700超えてた)
ニコ動の場合は合計600kbps以下(会員800以下)とかいうビットレートの上限があるので、それを超えないようにします。
(これもまた変更がよくあるようなので、事前にwikiなどで確認を)
最初2pass firstpassにして設定、その後同じ画面が出るので2pass secondpass bestqualityにしてOKを押すとエンコードが始まります。
同じ場所にFLVファイルが出来るので、エンコードが終わったらアップする。
今回の説明で作った動画▼
Gamecam。音が小さかったんだぜ…
Fraps。等倍録画→縮小。
ほぼ同じ条件でうpまでしてみたけどあんまり差はないです。
GameCamはシャープフィルタかけないと割とぼんやりした感じになるので、ノイズがそこそこ軽減されて綺麗に見えるかも。
もっと動きのあるゲームだと、ビットレート落とさないとサイズオーバーになったりします。
画面内の動きが激しければ激しいほど高画質にするのが難しいです。
そういう動画は部分的にビットレートとか圧縮とか変えてエンコするのが良いんだろうなあ。
定番動画サイトの仕様一覧。
ニコニコ動画の場合
- 解像度800×600以内
- 時間制限なし?(3時間まで見たことある)
- 一般
FLV(Sorenson H.263/On2 VP6) 最大40MB(600kbps以下)
DivX/XviD/MPEG1/MPEG2/WMV 最大100MB
- 会員
FLV(Sorenson H.263/On2 VP6) 最大40MB(800kbps以下)
MP4(H.264) 最大40MB
DivX/XviD/MPEG1/MPEG2/WMVFLV 最大100MB
ニコ動の場合、FLVで規約内の設定であれば再エンコードされることなく公開されます。
再エンコされてなくても「エンコード中です」画面は出るので、結果見ないとエンコされたかどうかは分かりません。
エコノミーモード回避についてはWikiを参照のこと。
Veohの場合
- AVI, MPEG, Quicktime,Windows Media Video
- 100MB 30分以下(TVだと制限なし)
- 解像度上限640×480?
アップロードするとFLV化される。
Veohの凄いところはVeohTVを使うとアップロード制限がなくなり、時間・サイズともにフリーになるとこですかね…。(1GBでもうpできてしまう)
VeohTV使うとP2Pになるそうなので気になる人はzoomeが良いと思います。
参考:Veoh
YOUTUBE・GoogleVideoの場合
- WMV、AVI、MOV、MPG
- 解像度640×480 標準320×240
- 最大100MB 10分以下
ようつべの高画質はMPEG4 (DivX、Xvid、SVQ3)形式で音声をMP3にするってのがポイントみたいですが…詳しくはwikiとか見てください。
ムービーメーカーのプロジェクトファイルのうpもできるとか。
zoomeの場合
- WMV、AVI、MOV、MPGなど。H.264に対応している
- 最大200MB 時間制限なし
- アップロード容量の制限なし
- 再エンコ回避の条件
- H.264のMP4で、映像+音声のビットレートが1.5Mbps以下。
- 音声コーデックがAACもしくはHE-AAC。
- 動画のアスペクト比が4:3。
- ファイルサイズが200Mbyte以下。
Veohと張れる高画質動画サイトになりつつあるzoome。Aviをまるっとうpしてもいい画質です。
再エンコ回避がニコニコと違うので注意。
SNS機能さえなければ気楽に使えるんだけどな。
参考:zoome wiki