新仕様がやっと把握できたので、マクパペットの自作アイテムの作り方など書いてみる。
ただ説明だけだとやりにくいので、ミクを作りながらその過程を適当に説明します。
初心者向けには…ならないかも(´∀`;)
マクパペットは非常にフリーダムなアバターでして、胴体とモーション以外のほぼ全てをカスタマイズできてしまうスゴイ奴です。
根気とツールさえ揃っていればあんなキャラやこんなキャラも作って表示できてしまうわけです。
さらにコンポーネットを使えば自作FLASHでの利用も可能。ゲームとか作れちゃうわけですね。
実際にこのマクパペットを使ったゲームがあります。→パペットガーディアン
…ちょっと萌えてきませんか?
初回なのでさらっと仕様の解説をします。
まずお断りから。
- 非常に面倒です
- 間違ってることがあったらコメントください…
次に必要なもの。
- Flash作成ソフト(描画機能必須)
- テキストエディタ(XML作成用。メモ帳、秀丸、Aptana、Dreamweaver等)
- FTPソフト(アップロード用。FFFTP、Fetchなど)
- ペンタブレット(あると便利)
- 根気(無いと続かない)
Flashでアイテムの絵を描くので、ペンタブあると楽です。
ソフトはAdobeのFlashがベストだと思うけど、他社ソフトでも描画機能さえあればおkです。
公式のキットはCS3なので、CS3持ってる方は公式の自作キットが使えます。
アイテム構成
マクパペットの基本構造は公式サイトの説明から引用するとこんな感じ。
重なり順 | パーツID | 主な用途 |
---|---|---|
1(手前) | a1 | 手前の腕、そで、武器 |
2 | h1 | 髪の前面、手前に来るヒゲ、帽子の前面 |
3 | b1 | 服の前面 |
4 | h2 | 頭、表情、ヒゲ |
5 | l1 | 手前の脚、靴 |
6 | b2 | 胴体、ズボンの腰部 |
7 | l2 | 奥の脚、靴 |
8 | b3 | 服の背面 |
9 | a2 | 奥の腕、そで、武器 |
10 | b4 | リュック、マント |
11(奥) | h3 | 髪の背面、帽子の背面 |
各IDに1つしかアイテム置けないのか、というとそうではないです。
下の画像のミクの服は、胴(b2)にアイテムが2つ重なって乗ってます。
メイキングページの並び順は左が奥、右が手前で、同じIDに置くアイテムも並び順を変えれば重ねて置くことが出来ます。
アイテムとアクセサリ
アイテムは複数のアクセサリというパーツによって構成されます。
アイテム=XMLファイル、アクセサリ=SWFファイルということなんですが
分かりづらいと思うので、公式の画像に説明を付け加えるとこうなります。
各部位のswfパーツを、XMLファイルにまとめてひとつのアイテムを構成します。
上の画像はコートなのでアクセサリが多いですが、スカートみたいな1つで完結するアイテムはXMLに記述するアクセサリ名も1つになります。
アクセサリのファイル名は4桁の英数字、と公式では書かれてますが、4文字以上でも大丈夫みたいです。
アイテムのファイル名は『u+(数字の連番)』のみです。
途中番号が飛んだりするとそこからアイテムが表示されなくなります。
サーバー構成
FTPでアップロードする際の構成はこうです。
crossdomain.xmlは公式の自作キットに入ってるファイルです。
『p』というディレクトリにアクセサリのswfファイル、
『x』というディレクトリにアイテムのXMLファイルを入れます。
pとxというディレクトリ名は変更出来ませんが、それらの親となるディレクトリ名(test)は好きなようにつけれるので、数が多いならジャンル別に分けるといいかも。