吾輩は猫である - 夏目漱石
登場人物紹介
一を表示した後は「おさん」まで、二を表示した後は「迷亭」まで、三を表示した後は「八木独仙」まで表示される。
吾輩(主人公の猫)
珍野家で飼われている猫。本編の語り手で、名前は未だない。人間の生態を鋭く観察したり、猫ながら古今東西の文芸に通じており哲学的な思索にふけったりする。人間の内心を読むこともできる。自分のことを吾輩といっている。三毛子に恋心を抱いている。
珍野苦沙弥(ちんの くしゃみ)
猫の飼い主で中学の英語教師。妻と3人の娘がいる。偏屈な性格で胃が弱くノイローゼ気味である(漱石自身がモデルとされる)。
おさん
珍野家の下女。名は清という。主人公の猫を好いていない。